「もううんざりだ!」と言った彼の本心…彼は言葉の使い方が不器用なだけかもしれません。

HSP

「もう、うんざりだ」と言われて、ショックで心がからっぽになっていませんか?

  • ケンカになって、言い過ぎたと思っている。
  • 気持ちがあふれて、言葉が止まらなかった。
  • 普段ならコントロールできたのに、さみしさや不安がきっかけになった。
  • 私にここまで言わせる前に守って欲しかった。

彼から「もう、うんざりだ」と言われてしまい、心を閉ざしかけているあなたに、これを読んで、笑顔になって欲しくて書いています。

私にだって守って欲しいときはある

人より感じることが多い分、普段から小さなことでも、こうすればよかったかなぁと反省していたり、自分がもっと体力があればもっと多く仕事をこなせるのに…など、自分を責めることが多いHSPさん。

人を頼ることだって苦手だし、自分に自信なんてどうやって持っていいのかわからない。

人に迷惑をかけたくなくて、本当の自分を隠して明るい態度で毎日を過ごしていたり。

彼にだって心を許しているとはいえ、遠慮してちょっとしたお願いも簡単にはできません。

だけど、時々心が折れそうな出来事が起こるときだってあります。

そんなとき、彼にだけは支えて欲しいのに、普段の強がりのせいで、頼っているのが伝わらなくて、軽く見られてしまう。

もう、気持ちはあふれて我慢できなくて、一気に吐き出したら、ケンカになって、でも言葉が止まらなくて。

そして「もう、うんざりだ」という彼の言葉。

結局この人もこんなことを言うんだ…

と、別れを考えたり、心を閉ざしてしまう。

ただ、少し寄り添って欲しかっただけなのに、

自分が大変な気持ちになっていることを理解さえしてくれない

きっと誰も自分の複雑な気持ちなんてわからない

自分はひとりぼっちだ。

どんどん気持ちがふさぎ込んでしまいます。

気持ちが多いことは、大切な感覚です。

自分を責めないでください。

あなたの感受性の強さは、彼があなたの好きなところのひとつでもあるんです。

だから、その感受性を責めないで。

じゃぁ、なぜ、彼が「うんざりだ」と言ったのか…

「うんざりだ」と言った彼の気持ち

あなたの気持ちの量は人よりものすごく多いです。

そして、ケンカがきっかけでそれが一気に吐き出されたとしたら、

あなたとしては、ただわかって欲しくて伝えた言葉が、彼には自分を責める言葉に聞こえたのです。

責められたと感じた彼は、そうとうな量のネガティブをあなたから投げられたと思っています。

彼としても、あなたの繊細さは受け止めてくれていて、日頃彼は、あなたの繊細さを大切にしてくれていると思います。

自分には感じれないことを感じるあなたに対して、尊敬も含んだ愛情を注いでいる。

きっとこのとき彼は、あなた以上に自分に自信をなくした状態になっているのです。

あなたから頼ることやお願いすることがあまりないため、彼としても、油断していた部分はあると思います。けれど、その油断は決して、あなたを軽く見ているとか、バカにしているとかではなく、HSPでない人にとっては、普通の状態なんです。

だから、急にすごい勢いでネガティブな言葉を投げかけられて、彼もパニック。

彼としては、あなたの感受性を尊敬しているし、愛していると思っているのに、その感受性が彼に対しての攻撃となって表れているのだから、彼もそうとうなダメージを受けているのは想像できます。

彼の本心は「こんなに好きなのに、なぜここまで言われなければならないのか?」です。

好きな人に、ここまで言われたら、もういいや、とあきらめてしまいます。

これ以上ネガティブな言葉を受けたら自分が折れてしまう…そう感じてでた言葉が

「もう、うんざりだ」だったんです。

2人のこれからについて

あなたとしてはネガティブをぶつけたわけではない。

ただ、自分をわかって欲しかった、それだけだと思います。

でも、彼には、あなたが彼を責めたように受け止められています。

誤解があります。

じゃぁ、どうすれば誤解が解けるのか…

ひとつは素直にあなたが言い過ぎたことを彼に謝ること

  • あなたが、人を頼りなれていなくて、うまく頼れなかったこと。
  • いろんなことが重なって、気持ちが不安になっていたこと。
  • 大好きで、信用しているから、甘えてしまったこと、
  • でも甘えすぎて言い過ぎてしまったこと。

あなたが、ふだん無意識にしてしまう我慢を、正直に話して、「ごめんなさい」と伝えること。

もちろん、あなたは悪くありません。

だけど、彼がつらくなったのは、あなたが好きだから、

好きでない人にあれこれ言われても、無視すればいいだけですから。

「うんざり」するほど、真剣に言葉を受け止めてくれた彼を信じて、ただ、彼をつらくさせたことに、「ごめんなさい」と伝えましょう。

「ごめんなさい」はすぐに彼に届くと思います。

そしたら、あなたの気持ちを受け止めてくれた彼に対して、自然と「ありがとう」という気持ちになっているはず。

「ありがとう」の気持ちが生れればもう、大丈夫です。

おわりに

あなたがたくさん感じることは、彼があなたを好きな所のひとつでもあります。

だから、感じることをやめないで。

自分の長所って自分では気づきにくいものです。

感受性が強くて生きづらくて、何が長所よ!!って思うかも知れません。

気付かない鈍感な人の方がうらやましい!!って思うかも知れません。

でも、本当につらいのは、人の痛みを感じてあげることができないことだと思います。

あなたの彼は素晴らしい人でしょ。

そんな彼が、選んだのが「あなた」なんです。

彼はどうしようもないダメな女性としか付き合えないような男性ですか?

彼が選んだ「あなた」が、どうしょうもない人なわけがない。

彼を尊敬しているなら、あなたは自分をもっと信じなきゃ。

「どうしたら、もっと上手にあまえられるのかな?」

彼とゆっくり話てみましょう。

ここまで、読んでくださってありがとうございます。

あなたが、少しでも笑顔になっていたら幸いです。

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