距離感を保とうとして嫌われてしまう

人が苦手なHSPさんは、苦手だからこそ、自分が本当に大切にしている人以外に、あえて愛想よくして(営業スマイル)、嫌な気持ちにはさせない、でも、それ以上は近づかない!という距離感を保とうとしていると思います。
職場などでは、みんなに快適に過ごしてもらいたいので、配慮する気持ちが強くなります。
その場の空気が悪くならないように、みんなから嫌われていたり、あまり相手にされていない人にも、同じように愛想よく接します。
あまり人から愛想よくされた事のない人は、HSPさんの愛想よくして(営業スマイル)、それ以上近づいてきて欲しくない距離感をわかってくれません。
HSPさんを、「なんて優しい人なんだ!!」と特別な存在に感じてしまうことがあります。
そうなってくると、相手は、HSPさんを見るたび、話しかけてきたり、仕事の手を止め、自分が納得いくまで、延々自分の話をしてきたり、お菓子やいろいろとプレゼントを持ってきたり、とにかくHSPさんの時間を奪うことになってしまいます。
なかには、HSPさんの優しさをあてにしたり、上手く利用しようとして、仕事を押し付けてくることで、HSPさんの時間を奪ってくる人もいます。
誰だって、人に対して好き嫌いはあります。
自分が嫌いな人とは、その場の空気感など気にせず、距離を置きたい時だってあります。
仕事としてある程度は、我慢していますが、どんなに相手が好意的であっても、嫌いな相手に時間を使うことなどできません。
自分の時間は奪われたくない、自分にはこれ以上は手に負えないと思うと、どうしても距離を置こうとししまいます。
HSPさんをあてにしていた人などは、相手にも悪気があるので、関わらないことである程度は解決できますが、大変なのは、好意があるのに、距離を置かれた相手です。
相手の気持ちもわからなくはないのですが、優しくしてしまえば、また、HSPさんの時間が奪われます。
HSPさんも、カウンセラーではないので、話を十分聞いてあげなくなり、話をしないようにすると、距離を置かれた相手は、「あの人は急に変わった」「最近冷たくなった」「もともと嫌な人だった」などと、今まで、HSPさんだけは自分の理解者だと思っていた気持ちを裏切られたと思い、ものすごく嫌な態度をとってくることがあります。
あいさつをしても、無視され、仕事の話をしようとしても、聞こえないふりをされ、人によっては、わざとミスをして、HSPさんのせいにしたり、HSPさんにとって、本当に困った相手になってしまいます。
相手にしないのが一番だけど、イライラが伝わって緊張してしまう

おかしな人は、相手にしないことが一番ですが、HSPの気質のため、同じ空間にいると、相手の不満な気持ちや、イライラや、こちらを意識して無視をする雰囲気が伝わってきて、どうしても、HSPさんも意識して、緊張してしまいます。
このとき、自分を守るため、確認しないといけないこと、それは…
「これは相手の気持ちであって、自分の気持ちではない」
ということです。
共感力の強さゆえに、相手が放つイライラが伝わって、HSPさんを緊張させますが、それは、HSPさんの気持ちではなんです。
何度か深呼吸して、自分を緊張から解放してあげてください。
対処法:徹底的に悩み、考えを書きだし、清書する。

厄介な相手に嫌な態度をとられて困ったときの対処方です。
人は、この先どうしたらよいか決まらない状態に、不安を抱くことで、ストレスを感じるそうです。
これからどう対応すればよいか、自分の行動が決まれば、ストレスはなくなります!!
まず、相手のことを徹底的に考え、悩みます。
このとき、嫌な相手に対して考えるなんて、時間の無駄だと、中途半端に考えるのを止めてしまうと、後から、何度も何度も嫌な気持ちにがぶり返し、結局自分の大切な時間を嫌な気持ちにしてしまうことになります。
なので、真剣に、じっくり、たとえ何日かかっても徹底的に悩み、考えます。
そして、考えたことや思いついたことを、紙に書きだします。
・相手は、自分に裏切られたと思っている。
・10年後は付き合いのない人である。
・たくさん話しかけて、人の時間を奪っている事に気付いていない。
・私の本心は、最初から、あの人をいい人だとは思えていない。
・自分の話ばかりをして、仕事の大切な話をきちんと聞いていない。
・悲劇の主人公になりやすい。
・私に、「よくしてあげたのに」と思っている。
・こんなによくしたのに、自分に冷たい態度をとる私をひどい人だと思っている。
などなど、内容が重なっていても大丈夫、自分の中で思いついて、考えたことをすべて書き出します。
どんどん書き出して、それをじっくりながめ、考えます。
すると、
「自分が、相手と話をしなくなったのは、相手が自分の時間を奪ってしまうから」
という、HSPさんが相手を嫌う原因が分かります。
その瞬間に、だいぶんHSPさんの気持ちは、ものすごく軽くなっていると思います。
そして、次は分かった原因から、今後の自分の行動を考え、清書します。
持ち歩けるような小さなノートに、丁寧な文字で、
「かわいそうだけど、あの人とは、今後もお話する時間をとってあげられない。
だから、私は、あの人に、どんな態度をとられても、あいさつ以外はできないし、あの人の態度を気にかけてあげることもできない。
かわいそうだけど距離を近づけることはできない。」
と、ここでポイントは、
「かわいそうだけど」と「丁寧な文字で書くと」
です。
「わいそうだけど」と他人に対して思うことは、仏教にも通じることで、お坊さんなども、自分にとってどうでもよい人や、他人にしては、「かわいそうだけど」自分にはどうすることもできないと、ほっておくことをすすめるそうです。
「丁寧な文字で書く事」は、自律神経を整えるためです。
副交感神経優位になっているとき、人は心がリラックスしていて、丁寧な文字を書けます。
なので、落ち着いて書かれた文字を見ると、目からリラックスできるからです。
職場で、毎日顔を合わせなければならない相手なら、相手の態度を感じるたび、嫌な気持ちになるかも知れません。
その時は、自分の書いた丁寧な文字を読んで、深呼吸をしします。
そして、自分には、何も感じることができないベールをかぶっていると想像して、相手の自分に対する嫌な態度を受け入れないようにします。
嫌な態度をとる人を無視する、HSPスイッチオフの練習だと思って、無視してしまう。
スイッチオフの練習をさせてもらっていると思えば、相手に感謝さえ感じるかもしれません。
どんな感情の後にも、最後にはセロトニンがでる

相手の態度に嫌な思いをたくさんしたとしても、思いっきり悩んで悩み尽きた脳には、最後に、セロトニンという、幸せホルモンと言われている脳内物質が出ます。
セロトニンは、人を幸福な気持ちにして落ち着かせてくれる脳内物質です。
どんな嫌な感情でも、それが尽きれば最後にはセロトニンが出て、落ち着けるのが、人間の脳の仕組みです。
HSPさんは、強い共感力で、自分では意図せずとも、相手に深い仲だと勘違いさせてしまうことがあります。
相手がHSPさんと、深くわかり合えた!と感じてしまうからです。
それは、HSPさんの能力でもありますが、ときに、人を依存させてしまいます。
悩んだときは、悩みぬいてセロトニンを出す!
悩み抜くのはHSPさん的に得意分野です!!
最後までお付き合い下さりありがとうございます。

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