自己肯定感が高まる仕事のしかた。説得力UPに資格取ってもいいと思います!!

HSP

できないことに気付くことが改善のチャンス!!

 もっとこうすれば、全体がうまくまわるのにとか、

こんな時はこうした方が、人は喜ぶのになど、

HSPさんはどうすれば楽しい方向へ、明るい方向へと全体が動くか、気付くことができます。

 けれど人の考え方や行動を変えることはできません、

仕方のないことです。

でも、HSPさんは、どうすれば良い方向へ動くかわかるだけに

できない自分を力不足だと、自分を責めてしまいがちです。

 自分を責めているという事は、改善したいことがあるということ、

何か新しい切り口をみつけることができる前ぶれです。

未来に前向きに向き合っているからこそ、自分が何もできていないと感じてしまうんです。

これって、前向きな証拠です!!

楽しく働くために、周りが喜ぶことならやってみる

 今回は私自身のエピソードで、直接お役に立てる内容ではないかも知れませんが、こんな考え方もありなんだ!と、

考え方がひとつ増えたり、新しいことを思いついてストレス解消になったり、生きづらさの解消になればと思って紹介させて下さい。

 私の働く病院は、介護の施設もあり、30人くらいのおじいちゃん、おばあちゃんが一緒に暮らしています。

月に1回お誕生日会をするのですが、

当時、廊下の隅に小さなCDプレーヤーを置き、聞こえるか聞こえないかくらいの音で、

童謡が流れていて、お誕生日月の方に「ハピーバスデー」を歌いますが、

4~5人のスタッフが手拍子でアカペラで歌うので、聞こえているかどうかもわからず、

やや元気のないお誕生日会をしていました。

ある時、「以前、主任さんがお誕生日会で昔の歌を歌ったら、みんながすごく喜んだ」という情報を聞き、

私は趣味でギターを弾くので、よかったらお誕生日会で主任さんに歌ってもらって、伴奏をさせてもらえないかと申し出ました。

みんなが楽しむためのことなので、すぐに了承してもらい、翌月からギターで伴奏するようになりました。

慣れるまでは、緊張とプレッシャーで大変!

 みんなで歌って欲しいので、一人1枚見てもらえるように歌詞を用意し、100円ショップでマラカスや、タンバリンを購入し、ギターもいっぱい練習しました。

人前でギターを弾くなんて、したことがなかったので、すごく緊張して、なんでこんな申し出してしまったんだろうと思うくらいプレッシャーでした。

 お誕生日会当日は、生ギターを持った人が、自分の近くで演奏するという事がめずらしかったのもあって、歌とギターは大成功、涙を流して喜んでくれたり、1日中歌ってくれていたおばあちゃんもいて、歌を歌ってくれた主任さんもやりがいがあったようで、それから1年たちましたが、今も、お誕生日会の歌&ギター演奏は続いています。

せっかくなので、資格をとって仕事で活用してみた

 食後にもみんなで歌っていましたが、職場でギターを弾いて歌を歌ってって…

私は真剣ですが、遊んでいるようにしか見ないスタッフもいます。

そこで、なにか「してもいい根拠」のようなものを持ちたくて…

ユーキャンで「音楽健康指導士準2級」という資格を見つけました。

 この資格は、添削が2回あって、2回目が試験になっています、マークシートの試験を自宅で行い、郵送で送り結果を待ちます。

私は3ヵ月くらいで合格通知をもらいました。費用は30,000円くらいだったと思います。

なくてもいいんじゃないの?と思わそうですが、

この資格を取ってすぐに、院長に報告しました。

院長も「よろしくお願いします」

と言ってくれたので、これで、これからは堂々とみんなで歌えます!!

資格を持ってレクリエーションをしているという感覚は、趣味のギターを職場で弾いていいのかしらという初期の気持ちをなくし、

ギターを弾くことは仕事だ!と気持ちが落ち着きました。

 今では週に2回くらい、食後にギターを弾いてみんなが歌ってと、「歌声喫茶」をするようになっています。

そして食前には、口腔体操として毎日歌ってます。

おかげで、残食がめちゃくちゃへりました!! イエィ!!

資格まではちょっと…という方にはこちらの本もおすすめです。CD付 音楽の力で脳トレ 自宅でカンタン 脳イキイキ音楽療法

あせらずゆっくり、職場が変わるのには4年かかります

 最初にお誕生日会でギターで伴奏ができたらいいなと思いついて、申し出るまでに、1年程かかりました。

それから、食後の「歌声喫茶」をするようになるまで、1年。

周りの様子も伺いながら、じわじわと、自分がこうすればもっと楽しくなるのになぁを実行しています。

 自分のできることを仕事で活用してみたいと思い、実際にできるようになると、仕事が楽しくなりました。

やってみるまでは、こんなことしてもいいんだろうかと、ハラハラして、やってみたらやってみたで、

緊張とプレッシャーでハラハラして、みんな楽しんでくれているだろうかと、いつも冷や汗でした。 

 続ける事で、自分だけでなく、周りも慣れてくれます。

あれこれいう人もいるだろうから、対策として簡単に取得できる資格をとって、

職場に資格取得の報告をしておくと、これは仕事ですとはっきり言えます。

職場に新しい事を起こし、習慣となり定着するには4年かかるそうです。

反対派の人も続けていれば、4年後には味方です。

 ここにお花があれば、いいのになぁと思うことがあるなら、お花を飾るのもいいかもしれません。

あくまで、仕事のひとつとしてなので、せっかく気付いても、お花代がきちんと経費としていただけないとか、

始業前や昼休みにお花を飾る時間をとらなければならないのなら、気付いたことにはそっとフタをしましょう。

ほかにも、みんながいつも段を間違えて開けてしまう引き出しにラベルを貼ってみるとかでもいいと思います。

ラベル作ってみたんですけど貼っていいですか?と一言上司に確認してから。

 ちょっとしたことでも、自分がいいと思ったことが仕事のひとつになったり、

活用されたりすると、やりがいもできるし、心が豊かになります。

HSPさんは、優れたところが多いのに自分に自信が持てず、引っ込み思案な方が多いと思います。

自分自身をアピールするのは苦手ですが、これは自分がした素敵な仕事と心で感じれば、こんな自分好き!と思えると思います。

何か生きづらさ解消のひとつのきっかけになればうれしいです。

追伸:今は、名刺にも管理栄養士の横に音楽健指導士準2級と入れてもらいました。

楽しく働きたいと思う方にはおすすめの資格です。

HSP
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HSPで歩こうよ。

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