やっと我が家も今日から、ひかり回線です。Atsukoです。
今回は、内向的・外向的の心理学的な言葉の意味です。
多くの人が、なんとなく反対の意味にとらえているように感じています。
よかったら、最後までお付き合いください。
外向的―外交的!? 内向的?

外向的な人と外交的な人はまったく別の意味を持ちます。
心理学で、性格を区分するとき「外向的―内向的」という分け方をすることがあります。
このとき、「外向的」というのは、たくさんの人に社交的に接することができる人の意味ではありません。社交的な人を表すのは「外交的」。
考え方が、自分に基準のある人を「内向的」といい、他人に基準のある人を「外向的」といいます。
例えば、お誕生日プレゼントを選ぶとき…
自分だったら花束をもらったらうれしいなぁ、花束といえば、赤やピンクの花がいいなぁ。気分も明るくなるし!…よし花束を贈ろう!!
と、「自分だったら」と考える、判断基準が自分、つまり内側に向いている人が、「内向的」な考え方の人です。
あの人は、お花が好きだから、お花を贈ろう。持ち物にも赤やピンクが多いから、きっと赤やピンクが好きなんだろう、花束なら気に入ってもらえそう。花束を贈ろう!
と、「あの人だったら」と考える、判断基準が相手、つまり自分にとって外側に向いている人が、「外向的」な考え方の人です。
HSPが「内向的」な人と付き合うと、必ず寂しい気持ちがおとずれます

お付き合いしている相手にプレゼントをしたりもらったりは、よくあることです。
なかなか人に本心を見せないHSPさんが、自分が欲しいと思っていたものや、自分の趣味に合うものを選んでもらえたら、とてもうれしくて、こんなに、自分の事をわかってくれる人はいない!!自分をこんなに理解してくれて、なんて幸せなことなんだ!!と思うこともあると思います。
けれど、それは、相手と趣味が似ていて、たまたまかもしれない可能性もあります。
恋愛においても同じで、相手がHSPさんを思ってプレゼントしてくれた!と思っていても、自分がもらってうれしいものを、あなたに送っていただけかもしれないのです。
それでも、プレゼントしてくれる気持ちがあるのだから、いいじゃないと思うかもしれません、好きじゃなければプレゼントなんてしない、という考え方ももちろんです。
けれど、「内向的な考え方」の人と、長く付き合うことは、HSPさんにはある程度の覚悟も必要になります。
最初は、私のことを良く思ってくれてうれしいと思います、けれど、だんだん、相手は一体何を一番大切に思っているのだろう…という気持ちが芽生えてきます。
それは、HSPさんが、相手を基準に、こうしたら楽しいだろう、こうしたらうれしいだろう、こうしたら寂しくないだろうと、自分が少々楽しめなくても、自分は少々寂しくても、相手の心を優先して、守ろうとするので、ふと、自分が寂しいときに、どうして自分は寂しいのに、あの人は(恋人)は平気なの?と思うときがでてきてしまうからです。
自分がしたいからHSPさんを大切にしてくれることは、とても幸せです。
でも、それはHSPさんが、相手にとっては「自分以上に自分を大切にしてくれる人」で、貴重な存在だから。
他に、そんな人はいない、だから、HSPさんを大切にしているだけ、結局、相手にとっては、「自分に必要だから」優しいだけ。
とても、自分中心な優しさなんです。
この感覚はHSP気質の少ない人には、絶対に理解できない、HSPさん特有の恋愛の考え方なので、どんなに、「あなたを好きな私を好きなだけでしょ。」と説明しても、相手にわかってもらうことは、できないと思います。
みんながみんな、「内向的な考え方」だというわけではありませんが、HSPさんのように、自分以上に相手の心を大切にできる人は、あまりいません。
なので、HSPさんと付き合えた人は、こんなに自分に都合を合わせてくれて、居心地のよい相手はいないので、別れる気などなく、ずっと付き合っていたいのです。
相手の顔色をうかがうということではなく、HSPさんは好きな相手には、いつも心地よくいて欲しいと思っているだけなんです。
それは、相手も自分を好きだと思ってくれている、自分にくれる好きへの気持ちへのお返しでもあります。
けれど、相手は、「自分を好きなHSPさん」が好きなだけで、「HSPさん」を好きなわけではないと気付くときがあるんです。
すると、HSPさんは相手を常に思っていて、相手は自分を常に思っていて、「じゃぁ、いったい、自分を大切にしてくれるのは誰?」
という気持ちになってしまうんです。
「内向的」な人を好きになってしまった時は覚悟を決める

この気持ちに気付いたときは、ぽっかり心に穴があいたような気持になります。
けれど、HSPさんにとっても、自分軸で考える「内向的な考え方」は必要ですし、自分が持っていないので、勉強にもなります。
もし、何回かぽっかりとした気持ちを感じたことがあるHSPさんは、もう一度、自分中心の相手でも、好きかどうか、自分自身にしっかり確認する必要があると思います。
相手が望むことに、いつも応えることができるように、健康な体でなければ、相手は自分が楽しいと思うことに、HSPさんをどんどん付き合わせてしまうので、体力の差があるカップルなどは、要注意です。
自分を守るのは自分しかいないと、HSPさん的には、少し寂しい考え方ですが、魅力的な相手と付き合っていてその人が「内向的な考え方」の人なら、ちょっと覚悟が必要かもです。
今回は、HSPさんの感覚にない「内向的な考え方」の人が、もし恋人だったらのお話でした。HSPさんが悲しくならず、一緒に歩けたらうれしいです。
「内向的」「外向的」については、植木理恵先生のフシギなくらい見えてくる!本当にわかる 心理学 がわかりやすかったです。
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