周りにいつも気を遣うHSPさんは、人が近くにいるだけで、頭も体も緊張状態。
1日仕事をすると疲れ果ててしまい、仕事帰りに習い事を!なんて気力も体力もない。
せっかくの休日も寝込んでしまい、趣味や新しいことに挑戦してみようという気分にもなれない…。
疲れた日々を過ごしていると、「なんのために生きてるんだろう…」なんて考えも頭を過ります。
もう動けない…と疲れ果てる前に。疲れた脳はネガティブ思考。

体が疲れると、脳は自分の身を守るために、より極端な考え方が強くなって、「戦うか逃げるか」の扁桃体の反応が強くなります。
身を守るためには、危険をより多く察知しなければならないので、ネガティブな刺激を感じやすく、
ネガティブなことから身を守るために、体は緊張して、さらに疲れ、疲れが増すごとに、身を守らなければと、
よりネガティブなことに目が向き、気が付けば、周りはみんな嫌なことだらけ!!
まさに負のループに陥ってしまいます。
HSPの気質は、ネガティブなことだけでなく、人の温かい所や、目に入ったものの美しさや、
その良さに気付くことも多いのに、疲れて、身を守ろうとすると、どうしても自分に危険になりそうなことばかりに集中してしまいがちです。
疲れでネガティブ思考が強くならないように、周りのいいところにたくさん気付き、
自分の心がすがすがしくなるように、ちょっとしたセルフケアを習慣にして、自分をもっと大切にしましょ。
仕事中でも使えるおすすめマッサージアイテム


リンパの流れが良くなって、1~2分でもスッキリ感があります。

首はたくさん神経があるので、優しい力で、力の入れすぎはもみ返しなどの症状につながるので、そっと優しくです。


頭のマッサージで扁桃体もリラックス!

HSP気質の人は、脳の扁桃体の反応が多いので、自分でも意識しないうちに疲れがたまっています。
両手で、頭を包み込むようにかかえて、こめかみあたりに親指の付け根があたるように、少し圧をかけてみてください。
扁桃体はちょうどこめかみの奥くらいにあるので、ここをマッサージすると痛気持ちいいと感じる方も多いのではないでしょうか。
トイレに行こうとするときは必ず頭をもむなど、何かの行動とマッサージをセットにして、こまめに自分の体に目を向けましょう。
首の凝りがネガティブ思考につながる

首が凝っていると、頭の血流が悪くなって頭が疲れやすくなります。
頭が疲れると、エネルギー節約のため、極端な考え方が多くなってしまいます。
極端な考え方をするとき扁桃体が働きます。
するとまた、「戦うか逃げるか」の考え方が強くなります。疲れて余裕がない状態では、安全より危険を察知しなければならないので、ネガティブばかりに目が行きます。
首が疲れていないかは、HSPさんにとって要チェックポイントです。
疲れ果てたまま寝ると、寝ても体が回復しない

夜の睡眠で、朝までに疲れをとるには、寝るときのリラックスも必要なんです。
緊張して、体が硬くなったまま寝てしまうと、寝ている間に成長ホルモンという疲労を回復させてくれるホルモンの分泌が悪くなるので、
せっかく十分な睡眠時間が確保できても、疲れが残ったままになってしまいます。
寝る前には、
布団の中で、思いっきり伸びをしたり、
背中は布団につけたままで、腰をひねったりなど、
伸びたりひねったりの軽いストレッチをして
深呼吸してみてください。
「あ、だいぶ体に力が入っていたんだな」と自覚するはずです。
周りへの気遣いが先になって、自分の事はいつも後回しになってしまう、優しいHSPさん、
寝る前に一言「今日もよく頑張ったね」と自分に声をかけてあげましょう。
自分に目を向ける瞬間をつくること

今、自分の肩や首周りに手をあててみてください。
思っている以上に凝っていると気付いて驚く方もいるのではないでしょうか。
体が疲れていると気持ちに余裕がなくなり、ついイライラして、イライラするとそんな自分が嫌だなぁと自分を責めて落ち込んでしまう。
HSPの気質は、人より気付くことが多い分、疲れやすいのは仕方のないこと、
「自分は疲れやすい」と知れば、なんでこんなに疲れやすいんだろう…と悩まず、自分は疲れやすいのだから、
しっかりケアしよう!!と気持ちも切り替わることができます。
周りの良い所にたくさん気付くHSPさんが、疲れてネガティブになっていては、とても、もったいないことです。
HSPさんが元気でいてくれることは、自分自身にも周りの人にとっても、うれしいことや心が温まることが増えることなのです。
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