これ以上利用するのはやめて!!HSPが陥りがちな仕事での危機!!

HSP

 こんにちは、香り付きのフローリング用ウエットシートでお掃除すると、こめかみが、痛くなりますね。atsukoです。

 今回は、仕事が増えすぎて、どう対応していけばいいか、困ってしまっているHSPさんに少しでも、寄り添えたらと思って書いた内容です。

 よかったら、最後までお付き合い下さい。

気付いたら、自分のすべきことがものすごく多くなっている

 仕事をしていると、HSPさんはよく観察できるので、新しい仕事を覚えるのも早い。

 そして、覚えた仕事は、常にどうすればより効率よくできるか、あれこれ考えるので、しばらくすると、覚えた仕事を早く終わらせることができるようになっています。

 すると、気付きも多いHSPさんなので、仕事で流れがスムーズでないポイントに気付き、自分の担当以外にもつい手を貸してしまいます。

 仕事はスムーズに流れだすので、周りも助かり、全体はスムーズでいいのですが、あまりに自然なその流れに、まるで最初からHSPさんの仕事だったかのように、そのままその仕事は、HSPさんの仕事になってしまいます。

 自分の仕事への熟練度でスピードが上がるたび、空いた時間を、どんどん他の仕事で埋めてしまうので、気付いたときには、おトイレに行く暇もない!なんてことになってしまいます。

 1日バタバタ働いていても、HSPさんは、仕事に来ているのだから、空き時間は仕事をしなければならない!と、生真面目に仕事に取組み、気付けば人の3倍くらいの仕事量をしていることがあります。

 しかし、HSPさんの働きを、評価してくれる職場は、残念ですが少ないと思います。

 手伝わせている方が、初めからHSPさんの仕事であったかのように、ふるまうからです。

 どの仕事にも責任感を持って働くHSPさんです、仕事には気も張っていますし、心も体も、疲れがたまり過ぎて、ここまでくると、退職してしまう人もいると思います。

気が付いても自分の仕事の範囲を絶対広げない!!

HSPさんにとっては、とても心苦しいことかもしれませんが、気がついても、最初に引き継いだ仕事しかしないと、心に固く決めることです。

 その職場で3年間は、手を広げないと決めて大丈夫です。

 そして、どうしても時間が空いて気になるときは、今、自分がしている自分の仕事を深めていくことに時間を使ってください。

 まわりに目を向けると、つい、お手伝いしてしまいたくなるので、空いた時間は、自分が今している仕事に目を向け、資料のクオリティを上げるために、調べものをする時間に使うとか、資料作成のふりをして、タイピングのスピードを上がるとか、知らない情報を得るための時間にしたり、書類の棚の整理など、3年間は、空いた時間を人のために使わないようにする!と決めます。

ほとんどの人は、何より自分のことを大切にしている

 HSPさんにとっては驚きの事実ですが、ほとんどの人が、仕事中は、職場中心の考え方をしているようで、実は自分のことしか大切にしていないのです。

 日本人には、協調性の強い人が多く、周りに合わせる人が多いといいますが、自分が損をするのは絶対に許せないという気持ちも強いため、職場では、自分のしたくないことはなるべくしない人が多いです。

 トイレットペーパーを交換したくないから、わざと最後を少し残す人、多いですものね。

 本当に仕事ができる人なら、「手伝ってくれてありがとう、あとはやるね」と交代するのでしょうが、たいていの場合「手伝ってくれてありがとう、助かるわ~」と、自分たちでなんとかしようとするのではなく、頼ることで片付けます。

 そして、自分たちの仕事はここまでとラインを引き、この仕事は、あの人がしてくれるからと アテにするようになり、アテにする気持ちはじわじわ増殖し、ついでの仕事まで、そっとすり寄せてくるようになるのです。

 HSPさんの、「困っているときはお互い様」という気持ちを、うまく利用されてしまいます。

 そして気が付けば、HSPさんはもともとお手伝いだったはずの仕事でバタバタ働き、手伝ってもらっている側は、のんびり、ときに休憩したりするようなことになってしまいます。

上手く仕事がまわっていないのではなく、わざと回していないのかも

 HSPさんが、その職場でまだ3年以上働いていないのなら、やはり、他の仕事には手を出しては危険です。

 HSPさんの気付いた、うまく回っていない場所は、もしかしたら、もうずっと何十年も前からスムーズでない状態で、みんなそのことは知っているけど、自分の仕事を増やすのが嫌で、そのままにしている可能性があると思います。

 たとえば、どうしても働かない社員がストッパーになっていたり、ちょっとしたことで仕事を止めてしまうお局様など、変えることができないめんどうなことを、ずっと見て見ぬふりをしてきた人たちの集団なのかもしれません。

だから、今更、変えられないのです。

「私でよければ手を貸します」はHSPの禁止事項です。

 もし、わざとうまく回せていない状態でいるのなら、効率なんて考えたら、対立のもと!!よけい邪魔になると考えを切りかえて、その人たちのしたいようにさせてあげようと思って下さい。

 でも、その人たちは、いつも「人がたりない」「忙しい」「仕事が多い」と言っていると思います。そんな言葉を聞くと、いたたまれなくなり、私でよければと、手を貸したくなりますが、それは、ウソだ!と割りきって下さい。

 決して、ウソの忙しさに利用されないでください。

しんどさを感じたら、「できない」と告げて、しない!!

 さすがにHSPさんも、仕事をやりすぎてくると、何となく不平等感を感じてきて、自分ばかりがしんどいのではないか?という思いが沸いてきます。

 けれど、みんな大変なんだし、と自分だけじゃない!!なんて考えないでください。

 自分だけ仕事多いかな?と思ったらそれは確実に自分だけ仕事が多い状態です。

 HSPである自分の感覚に自信をもって大丈夫です。

「しんどいな」と感じたら、今後はできない!!と伝えて下さい。全部できないと伝えるのが、心苦しい場合は、できる範囲を伝えてみてください。

 できると思ってやっていたのに、今更できないなんて言いづらいと、思っているかも知れませんが、お手伝いをはじめた頃は、まだ自分の仕事の深みがわかっていなかったから、空いた時間を他の仕事にまわしていただけで、仕事が見えてきて、自分にも深めたい仕事ができたのに、お手伝いのために、自分の仕事を後回しにしなければならない状態は、本来の状態ではないのですから、自分の仕事に戻るだけです。

とにかく優しすぎるHSPさん!!

自分より年上の人にしんどい思いをさせるのは、申し訳ない、とか大変そうなところに気付いているのに、手を貸さないのは、いたたまれないとか、HSPさんの心を揺さぶることは、たくさんあると思います。

 でも、職場の人を大切にして、自分が疲れ果ててしまっては、本当に大切にしたい人に、優しくする力が残らなくなってしまいます。

 自分の大切な人のためにも、職場で感じたことに、そっと目を閉じましょう。

 手を貸したいけれど、これはこの人たちのスキルアップのために手を貸してはいけないと思いましょう。

 そして、HSPさんの優しいその思いは、自分の大切な人のために使いましょう。

 大変な姿を見てしまうと、心が痛むのは、仕方のないこと、でも、そこでお手伝いすると、確実に「図に乗る」人が、近寄ってきて、HSPさんのパワーを吸い取ってしまいます。

 自分が、「ちょっとこれ、おかしくない??」と思った感覚は、間違いありません。

 このイライラに心当たりがある方は、今すぐ、勇気をもって「しない」という選択をしましょう。HSP気質の少ない人は、簡単に仕事を断ります。人が断った仕事がまわってきているだけかもしれません。頼まれたから、なんとかしてあげないとではなく、断って大丈夫なんです。

 最初は、心が痛みますが、しばらくすると、これでいいんだと、自分の仕事を深めれると思います。

 少しキツイ書き方になってしまいましたが、HSPさんが陥りやすい、職場の仕事の増え方、心当たりがあると思います。自分の体と心が壊れてしまっては、こんなつまらないことはないですもの。もう手遅れという方もいるかもしれませんが、「できない」と少しずつ仕事を適量に戻しましょ、どうしてもの時は、転職もありだと思います。新しい職場に行ったとしても、HSPさんは仕事を覚えるのが早いので、心配ないと思います。

 ちなみに私は10回くらい転職してます。ひとつの職場でずっと働いていたら、もう少しお給料は良いのかもですが、いろいろ失敗して、たどり着いた今の職場が、楽しいです。

HSP
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HSPで歩こうよ。

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