それって失礼ですよね!「人をバカにしている」と感じる感覚が多いHSP―心温まるHSPの他人への接し方

HSP

それは「人をバカにする」ということだと思います!

HSP気質の方は「人をバカにする」という感覚の範囲がとても広く、HSP気質でない人にとってはめんどくさいなぁという感覚かもしれません。

HSP気質の人は脳の扁桃体が人より刺激を受けやすい状態にあります。

扁桃体の特徴のひとつで、あまり知られてはいないのですが、平等を重んじることや、差別をしないという反応もあるそうです。

なので、HSP気質の方は、自分がされて嫌なことは人にもしないし、

誰か一人だけ大変な思いをしているという状態にもすぐ気が付いてしまいます。

HSPさんは、少し大げさに言うと、人が不当に扱われていることに対して、心にひっかかりを感じます。

それは、「それって、人を尊重していない!人をバカにしている!」と感じる感覚です。

それは、様々な場面で、役に立ちます。

「人をバカにする」感覚が幅広いHSPだから「人を尊重」できる

例えば、高齢者の施設などで、

認知症のある方で刹那的な話ができる方もいれば、

まったく会話の成立しない方もいます、

また、歩くことができないだけで、認知症のない方もいます。

そこで働くスタッフは、高齢者の方々と話すとき、優しく赤ちゃんに話しかけるように接することが多く、

認知症のない方にとっては、「バカにされている」と感じることもあるそうです。

そういった方に対して、HSPさんは、自尊心を傷つけていると感じます。

「よくできたねぇ。」

「すごいねぇ。」

というスタッフの声が飛び交っている中で、

認知症のない方とHSPさんは、政治の話や、過去の恋愛話、たまには悩み相談などをします。

すると、認知症のない方は、この人は自分を認めてくれていると安心してくれます。

HSPさんが、人から、秘密の打ち明け話をされることが多いのは、

この人は自分の話をちゃんと聞いてくれると思われているからかも知れません。

クレーム対応の場面でも、クレームを言っている人も、

本当はそこまで言うつもりはなかったのに、

最初の対応が悪くて、怒りが増えている状態になっている人や、

今日は体調が悪くて、普段なら許せることだったかもしれないのにと、

クレームを言いながらも自分自身に対して、少し負い目がある場合もあります。

そんなときも、HSPさんは見逃しません。

決して、相手の人格を否定せず、そこまで言わなくてもいいでしょというような素振りは一切しません。

クレームの原因になった出来事が、その人を必要以上に怒らせているんだと、

クレームを謝罪し、クレームを伝えて下さった人へ感謝を示すので、機嫌の悪い人から大きなトラブルを生みません。

お店の店員さんでも、本当は時間に余裕を持たずに買い物に来たことに原因はあるとわかっている場合でも、

店員さんが少し遅いと感じるだけでイライラしてしまう人もいます。

HSPさんは、ソワソワしていて、

今にもそのソワソワがイライラに変わりそうな様子を察したら、

「お急ぎですか?」

「急いでお包み致しますね、少々お待ち下さい。」

と、相手を安心させてくれる一言を伝えることができます。

急いでくれている様子を見ると、相手も、“自分も時間に余裕を持ってでかけなかったのがいけないし…”と、

考えに余裕ができ、イライラした気持ちを和らげてくれます。

人は尊重だれしも、尊重されるべき!という考えが、HSPさんにはあります。

めんどくさいと思われるHSP気質、でも、振り返ると信頼関係ができている

HSP気質でない方にとっては、HSPさんの「人をバカにする」の感覚は、

そんな小さなことで「バカにしてる」と思われたら、付き合いにくいとか、

そんなことくらいで、いちいち自分を責めなくてもいいじゃない、めんどくさいな…と思われることも多いと思います。

けれど、そこまで幅広い感覚だからこそ、そして、相手が傷つくのが自分の痛みのように感じてしまうからこそ、

人に気持ちよく、楽しく過ごしてもらえる対応ができるようになるんです。

若い方などは、まだ、経験も少なく、相手の気持ちはわかるけど、どう行動すればよいかわからないという事も多いと思います。

けれど、大きいこと小さいことの違いはあるけれど、HSPさんには、毎日何かしらのひっかかりがあります。

そのひっかかりに対して、その時すぐには行動できなくても、落ち着いた時間に、その出来事についてシュミレーションしていけば、

確実に自己成長していきます。

なかには、終わったことを「たられば」で考えるのはよくないと思う人もいるかもしれません。

けれど、HSPさんは1日過ごすだけでも、とても多くの刺激を受けて生活しています

HSP気質のあまりない人にとっては、今日のこの場面はしばらく起きないことかもしれませんが、

HSPさんにとっては、またすぐ似た感覚が起きます。

自分の感覚を信じて、大切に感じて、行動してみてください。

HSPさんには、人の自尊心に気付く能力があるんです。

気付かなければ温かい行動につなぐことはできないのですから。

最後までお付き合い下さりありがとうございます。

気付かぬうちに他人を守ってしまうHSPさん。

疲れた時はこんなかわいい本で疲れを癒してください。

600円+税で、カワイイネコが癒してくれます。

↓↓↓

あなたの未来を変える77の言葉 癒しネコ

この本の記事はこちらです。

↓↓↓

コメント