呼吸で気持ちが整う―1日1分呼吸に意識を向けると、安心してHSPでいられます!!

HSP

呼吸で心に余裕ができ、落ち着いた大人の対応へ

こんなことでイライラしたくないのに…つい目にしたことに何かを感じて、感じることはいいのですが、イライラにつながると、心が疲れてしまいます。

感じることが多いHSPさんは、自分でも気付かないうちに心が「チクッ」としていることがあって、そしてまた、自分でも気付かないうちに、体が身構えていて、肩に力が入りっぱなし。

積極的にリラックスを心がけないと、疲れがたまるばかりです。

そこで、今回は、私自身が効果を体感した呼吸法をご紹介させてください。

5日ほどで、ふとイライラを冷静に受け止めている自分に気付き、6日目には笑顔が消えそうな場面でも、微笑んで対応できていました。

1日1分呼吸に意識しただけで、ストレスが減り、心に余裕ができたと実感できます。

4秒吸って4秒止めて8秒吐く

夜寝る前に、1分間だけ呼吸に意識します。

布団に入り、仰向けになって寝ます。手の位置などはとくに気にせず、自分が呼吸しやすい体勢で大丈夫です。

①息を吐きます。

体の中の空気を全部抜くイメージで、鼻から息を全部出してください。

②4秒かけて息を吸います。

鼻から、4秒で息を吸います。

③4秒間息を止めます。

このとき、吸った息が胸の方にあって、上半身が持ち上がった感じのある方は、その空気をお腹の方に移動させる感じで。

息を止めている間に、体全体に空気を行きわたらせるイメージです。

④8秒かけて息を吐きます。

お腹を凹ます感じで、体の空気を体をしぼませて、押し出すイメージで、鼻から息を吐きます。

これを3セット繰り返します。

ずっと繰り返していると、知らないうちに寝てしまいます。

眠れない時に、ひつじを数えるといいよ。と言われている感じなのかも知れません、意識して呼吸していると、知らないうちにぐっすり寝ています。

呼吸を意識することは「瞑想」

メンタルトレーニングで、「瞑想」という言葉をよく聞くようになりました。

「瞑想」は、心を無にして、自分の内側に集中することですが、やり方がよくわからないという方は、この呼吸に意識することで大丈夫です。

呼吸に意識を向けることが、結果的に「瞑想」しているのと同じことになるからです。

寝る前だけでなく、思い出したときに1回だけでも、リラックス効果はあります。

呼吸でリラックスできる理由

なぜ呼吸でリラックスできるのかというと、自律神経が整い、体が落ち着くから。

リラックス効果を高めるためには、吸う<吐くが効果的です。

息を吸う:交感神経が優位になります。

息を吐く:副交感神経が優位になります。

緊張したり、イライラすると、呼吸が浅くなってしまい、吸う方が多くなってしまいます。なので、呼吸を意識して、息を吐く時間を息を吸う時間より長くすることで、よりリラックス効果を高めることができます。

「ため息」も、自分の気持ちを落ち着かせるために、体がリラックスを求めて自然としているのかもですね。

緊張したときに深呼吸する場合なども、大きく息を吸って、ゆっくり長く息を吐くと、緊張をほぐす効果があるそうです。

イライラとするときも、鼓動が少し早くなっているのを感じると思います。その瞬間にも、呼吸を意識して、多めに息を吐くと、鼓動が落ち着き、体が落ち着くと、気持ちも落ち着いてきます。

自分の感受性と上手く付き合うために

HSPさんには、感受性が強すぎることに、生きづらさを感じる方が多いと思います。

もう、何も見たくない!!何も聞きたくない!!と思うこともしばしば。

感じることがつらすぎて、逃げ出したくなってしまうこともあると思います。

HSPさんは、人が気付けないようなことにも気付き、人に小さな喜びや、安心を与えることができる人です。

感受性の強さは、つらいことも多いけど、幸せになる強い武器でもあります。

自分で、リラックスできる方法を身に付けていれば、何かを感じて「チクッ」とダメージを受けても、回復が早ければ、感じることが怖くなくなると思います。

「チクっ」としても、自分ですぐ治せるから大丈夫!!と思えれば、感じることから、無理に逃げなくてもいいので、逃げなくていいと思えることも、ストレスが減ることにつながります。

せっかくの才能なんですもの、最強の武器になるように、磨き上げなきゃ!!です。

今回も最後までお付き合い下さりありがとうございます。

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